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2022年8月1日
相続税申告と準確定申告
相続税申告は、被相続人の相続財産について、相続税額を計算し、申告する手続きです。他方、準確定申告は、被相続人の亡くなった年の・・・
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2022年6月28日
相続時精算課税制度について
相続時精算課税制度とは、生前贈与について2500万円までを非課税とする一方、被相続人が亡くなった際、相続財産に過去の生前贈与も含めて・・・
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2022年6月23日
相続放棄と相続税
相続放棄をした場合であっても、基本的に生命保険を受け取ることができます。もっとも、生命保険金も含めた遺産総額が基礎控除額を超えた場合・・・
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2022年6月21日
相続税の基礎控除額
相続において相続税の申告が必要かどうかを判断する際に、まず初めに検討するのが、相続によって取得した財産の額が基礎控除額を上回っているかどうかです。・・・
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相続税の申告を依頼する場合の専門家の選び方
1 相続税に詳しくない税理士もいる
相続税申告を行う場合、税理士に依頼することになります。
しかし、税理士の中でも相続税に詳しい方は、かなり限られているのが現状です。
あまり相続税に詳しくない税理士に相続税を依頼してしまうと、相続税を多めに支払わなくてはならなくなる場合もあります。
実際、あまり相続税に詳しくない税理士に依頼してしまった結果、本来支払う額よりも500万円以上多く、相続税を支払わなくてはならなくなった事例もあります。
また、相続税申告の内容に問題があり、後日、税務署に税務調査に入られ、自宅内を調査された事例もあります。
2 相続税に詳しい税理士にご依頼を
このように、相続税に詳しくない税理士に依頼すると、大変なことになるかもしれません。
特に、相続財産に土地が含まれる場合は、土地の評価を適切に行えるかによって遺産の総額が大きく変わり、その後の相続税申告にも影響を及ぼすことがあります。
相続税申告に詳しい税理士であれば、土地の評価の方法についても知識がある場合が多いため、相続税申告を依頼する場合は、相続税に強い税理士にご依頼することをおすすめします。
3 相続税に詳しい税理士の選び方
相続税に強い税理士の選び方ですが、ホームページなどで税理士の数や相続税に力を入れているかをご確認いただくことで、ある程度判断することができます。
たとえば、税理士が多く在籍しており、相続税専用のホームページ等を作成している事務所であれば、相続税に詳しい税理士がいる可能性が高いです。
また、弁護士や行政書士等と連携しており、相続税の申告以外の相続案件(遺言書の作成や遺産分割等)についても対応できる事務所であれば、相続税についても、力を入れている可能性が高いでしょう。
なぜなら、遺言書作成や遺産分割では、相続税が深くかかわってくることが多いためです。
このように、相続税の申告を税理士に依頼する場合は、ホームページ等をご確認いただき、相続税に詳しい税理士にご依頼された方が安心です。
4 相続税申告のご相談なら当法人へ
相続税の案件を中心に取り扱っている税理士が相談にのらせていただきます。
適切な相続税申告をサポートできるよう、各種特例等を適切に活用するなど、しっかりと対応させていただきますので、当法人にお任せください。
相続対策と税理士
1 相続対策における税理士の重要性
相続対策は、税理士が相談にのることが多い相談といえますが、税理士がどのようなアドバイスをするのか、イメージが湧きにくいという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、具体的に税理士が行うアドバイスについて、ひとつ簡単に具体例を挙げたいと思います。
2 相続税についての税理士のアドバイス
相続税は、原則、相続開始時点での被相続人の財産すべてにかかってきます。
ここで見逃されやすいのが、被相続人が会社経営者の場合の役員貸付金です。
会社の経営がうまくいかず、一時的に、会社にお金が足りない時に役員が会社にお金を貸し付けるということはよくありますし、それ自体に問題はありません。
問題は、この役員貸付金は長年の積み重ねで多額になることと、役員貸付金も相続財産になるということです。
会社の経営状況が一時的に悪いとか、会社の現預金が役員貸付金よりも少ないというだけでは、回収可能性があるという判断をされ、相続人の方が返済を負うことになる可能性が高いです。
そのため、役員貸付金を生前に整理する必要性があります。
3 税理士への相続対策のご相談
役員貸付金の場合には、相続対策として、役員貸付金を債権放棄する、役員貸付金を贈与するといった方法がありますが、個々の状況に応じて検討しなければならない問題もあります。
このように、税理士は税の専門家としての立場から、相続対策についてサポートすることができます。
役員貸付金以外にも、様々な相続対策を提案させていただきますので、相続対策でお悩みの際はお気軽に税理士へご相談ください。